ホームぺージ(HP)やラインディングページ(LP)における「訴求力」が重要になってきました。
今はどこの企業でもHPやLPを作る時代。作るだけではなくいかにうまく訴求するかが鍵となります。
私どもは企業向け(BtoB)のHPやLPの制作を支援するケースが多いのですが、いつも遭遇するケースが、
・デザインやテンプレートをホームぺージ制作会社が作り、
・構成、文言、文章は依頼した企業が考える
というパターンです
今まではこの作り方でよかったのでしょうが、拝見すると、いくつかの問題が見えてきます。
例えば
・そもそも、依頼する企業側の「文章力」「訴求力」がうまくない
・従って、いくら綺麗にデザインされたページに入れても刺さらない
という問題があちこちで見られます
最近は、Googleアナリティクス、ヒートマップなどの解析ツールも充実してきており、「顧客に刺さっているかどうか」が数値で可視化できるようになりました。
こうなると、大事なのは「いかに訴求するか」「いかに文章力を高めるか」になります。
例えば、製造業などで多いのが
「品質が安定している」という表現で自社の特長をそのまま訴求しているケースです。
この表現は抽象的すぎて具体性にかけ、見る人が見ても面白くありません。「品質が安定していると何が顧客のメリットになるのか」「何の品質が安定しているのか」まで訴求しないと顧客には刺さりません。
例えば、訴求の仕方を変えてみると、
「ロットごとの品質が安定しており、過去1年間では、99.9%が○○の範囲に収まっています」
「それにより、顧客の受入検査の工数を大幅に削減することができます」
という表現に変えることもできます。
こうすることで、何の品質がどう安定し、それが顧客にどうメリットがあるかを可視化し、顧客側もそれに共感することができます。
しかも、こういった改良が必要と思われる箇所が全ページにわたって存在するのです。
HPやLPは作るだけの時代はもう終わりました。